日本骨髄腫研究会活動報告 » 3.血清遊離軽鎖測定の臨床的意義(医学生物学研究所)

3.2 免疫グロブリンの基本構造と遊離軽鎖

 この図も先ほどのリツキサンと同じで人の免疫グロブリンの構造図ですが、免疫グロブリンは一対の軽鎖(light chain)と一対の重鎖(heavy chain)からなっています。これは完全型の免疫グロブリンですが、正常の人でも約40%の割合で軽鎖、この短い部分ですね、これが過剰に生産されています。そして、IgG型、IgD型、IgA型などの骨髄腫になりますとこの完全型の免疫グロブリンがたくさん産生されるのですが、同時にこの軽鎖、遊離軽鎖もたくさん産生されるわけです。今回の試薬というのは、全体の免疫グロブリンではなくて、この遊離軽鎖だけを測定できる試薬であります。

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