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ベルケイドの多発性骨髄腫での使用をご承認頂き、厚く御礼申し上げます。
ベルケイドは初回治療で効果がなくなった患者にとって命を繋ぐために欠かせない画期的な治療薬ですが、薬価が非常に高額です。試算しますと治療1サイクルの費用は薬代だけで70万円弱と従来の治療の15倍以上になります(添付@ご参照)。
患者の個人負担も軽くはありません。しかしそれ以上に、一部例外を除く入院患者には貴省が定める疾病別の一日当りの保険点数を適用する必要がある診断群分類包括評価(DPC)対象病院にとって、この高コストが本剤使用の障壁となり、必要なときにベルケイド治療を受けられない患者が生じるおそれがあると懸念しております。
安全性確保を最優先させたことからベルケイドは、血液学会認定専門医が常勤し、緊急時に十分な措置を行うことが可能な医療機関等、一定の条件に合致した施設において、事前登録した症例のみに投与できるようです。製薬会社からは、上記のような条件に合致した施設の多くは、診断群分類包括評価(DPC)対象病院であると聞いております。
ベルケイド発売からおよそ1ヶ月ですが、病院の経済的事情を治療の必要性に優先させ、ベルケイドの使用が回避される懸念が顕在化することがないように予防的処置を講じる必要性を感じ、本要望書を提出させていただきます。
せっかくご承認頂いた治療薬が必要なときに必ず使用できるように、医療機関に対する指導や、DPCの運用における特別措置など、適切な対策を講じて頂きますよう、お願い申し上げる次第です。
以上
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